目次
野球が上手くなるトレーニング
野球の練習やトレーニングと言えば素振りや投げ込み、走り込み、ウエイトトレーニングなどが一般的ですよね。
もちろん野球の動きの一部としてとても有効なトレーニング方法です。
しかし、上記の練習やトレーニングは全ての野球人が行っていることです。
それだけでは周りに差をつけることはできません。
今回の記事では自主練習でできるような簡単なトレーニングなのに、野球が上手くなれるトレーニングを紹介していきます。
この記事を読んで周りに差をつけていきましょう。
身体のキレを生むラダートレーニング
野球の投げる、打つ、走るという動作に最も欠かせないのが身体のキレです。
身体のキレは持って生まれたセンスとして身についている人もいますが、ちょっとしたトレーニングで身につけることができます。
その中の鉄板トレーニングが「ラダートレーニング」です。
ラダートレーニングは敏捷性を鍛えることにとても有効なトレーニングであり、野球のすべての動きにつながるトレーニングです。
また、ただ単に筋肉を刺激するトレーニングではなく筋肉・関節・神経の全てを鍛えることができます。
ラダートレーニングは基本的に外でしかできないトレーニングですが、戸建てに住んでいる方は家の中でもできます。
金額的にも1,000円~2,000円で購入できるため、安価で野球が上手くなるというとてもおすすめのトレーニングです。
|
体幹を鍛えられるバランスボール
全てのスポーツで体幹は重要であるとよく言われていますよね。
もちろん野球においてもとても重要であり、自分の身体を使いこなすうえで欠かせません。
そこでおすすめしたいのが「バランスボールトレーニング」です。
バランスボールは特に野手におすすめしています。
特に内野手は体勢が整った状態でプレーする機会が非常に少ないため、体幹の強い選手ほど活躍できるのは間違いありません。
また、腕力だけではボールは飛ばないので、ボールを遠くへ飛ばすためには体幹の強さが欠かせません。
金額自体も1,500円程度で買えますし、家でもどこでもできるトレーニングであるためとてもおすすめしています。
|
体重移動が身につくバランスボード
ここで紹介するトレーニング方法も体幹を鍛えることができるものです。
投手も打者も共通していることが、軸足一本で立ちそこから体重移動を行うことです。
軸足一本でバランスを崩したりスムーズな体重移動ができないと、ボールに伝えるべきパワーがロスしてしまいます。
そこでおすすめするトレーニングがバランスボードトレーニングです。
バランスボードの上に片足のみで乗るだけで体幹が鍛えられるという優れたトレーニングです。
バランスボールと同様、家でできるトレーニングであり、金額も1,000円~2,000円ととても安価で始められます。
|
球速アップにチューブトレーニング
最後のトレーニング紹介は投手をしている方に向けたトレーニングです。
投手をやっていれば一度は速いボールを投げたいと思ったことありますよね?
そんな方におすすめなトレーニングはチューブトレーニングです。
インナーマッスルという言葉をよく聞くと思いますが、早いボールを投げるのにインナーマッスルはとても重要になります。
大きな筋肉はウエイトトレーニングや走り込みで鍛えられますが、インナーマッスルを鍛えられるのはチューブ等の数少ない器具になってきます。
また、チューブでは肩甲骨の可動域を広げられるので球速アップにもってこいのトレーニング器具になります。
ケガの予防の効果も期待できるためチューブを1本持っているだけで何種類もの使い方ができるのです。
金額も1,000円以下で購入できるため、負担も少なく済むでしょう。
|
チームの練習だけでは上手くならない
チーム練習だけで野球が上達するなんて思っていませんよね?
チームの練習は全選手が行うことなので、周りより上手くなることは不可能です。
それに加えて体格の違う選手が同じメニューをこなしていくため、ケガのリスクが高くなる選手が出てきます。
ケガをしてしまうと上手くなるどころか、好きな野球ができなくなってしまいます。
もちろんケガをしている時やどこか痛い箇所がある時は休むようにしてください。
子どものときにやるべきトレーニングがある
トレーニングと聞くと身体がある程度できあがってきてからやるものだというイメージがあると思います。
しかし、子どもには子どもがやるべきトレーニングがあるんです。
それが上記している、チューブトレーニングやラダートレーニングです。
チューブトレーニングはインナーマッスルを鍛えることによるケガの予防、ラダートレーニングは敏捷性を上げ身体にキレを生むトレーニングです。
どちらも身体への負担は少ないため、子どものうちから取り入れるべきトレーニングと言えます。
そこをやり続けられる選手と続けられない選手では、将来のケガのリスクが大きく違ってきます。
大人になっても上手くなれる
この記事で紹介しているトレーニングは子どものためだけのものではありません。
草野球をしている方でも、取り入れることで野球の能力を向上させることができます。
子どものほうが成長速度は速いですが、大人になっても野球が上手くなることは可能です。
バッティングセンターでボールを打つ、グラウンドでノックを受けることもとても有効な練習法です。
しかし、グラウンドでの練習は休日しかできないので効率的ではありません。
そこで大人でも野球が上手くなるために上記のようなトレーニングが必要になるのです。
ケガ予防にも効果的
野球をしているとケガというものがついてきます。
ボールが顔や身体に当たったりするようなケガは防ぐことができない場合も多々ありますが、投球時の起きる肩のケガやバットスイング等で起こる腰痛は必ず防ぐことができます。
肩のケガ予防にはチューブトレーニングによるインナーマッスルの強化。
腰痛の予防には体幹を鍛えるバランスボール。
こういったトレーニングを継続することで色々なケガを予防することができ、選手寿命を長くすることができるのです。
まとめ
今回の記事では野球が上手くなるためのトレーニング方法、トレーニンググッズについて紹介してきました。
普段の練習で行うトレーニングではなく、スキマ時間に楽しく行えるトレーニングになっています。
人と同じ量のトレーニングではその人より上手くなることができません。
ボールに触れる機会が減ってしまう冬のトレーニングとしてとても有効なものがほとんどです。
もちろん走り込みなど必要なことはしっかり行ってください。
ウエイトトレーニングが流行っている時代ですが、昔ながらのトレーニングも必要です。
そんな中で年齢関係なく野球が上手くなれたら楽しいですよね?
是非今回紹介したトレーニングを実施してみてください。