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中山ダート1800mの必勝法
筆者が出資している田中博康厩舎のレッドイストワールが3月9日の中山競馬場で行われる3Rダート1800mに出走することが決定しました。
レッドイストワールに勝利してほしいと思う反面、適正の問題や枠順の有利不利、レース展開などを考慮して馬券の購入を考える必要があります。
そこで今回は中山競馬場ダート1800mにおける必勝法を公開していきたいと思います。
必勝法というのは全レース的中させるというわけではなく、回収率で100%を超えるということですので注意してください。
①人気通りに決まることが多い
1つめは人気を無視してはいけないという点です。
一般的に1番人気の馬の勝率は33%、複勝率は65%と言われています。
中山ダート1800mは2020年1月1日以降、1番人気の馬が勝率35%、複勝率65%と一般的な数値通りとなっています。
的中させるということであれば1番人気の馬を単勝で買い続ければ35%の確率で当たるという計算になります。
中山ダート1800mでは単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超える人気はないため、〇番人気のベタ買いは推奨されません。
唯一100%に近いのが7番人気の99%であるため、7番人気の単勝をいいタイミングで狙うのはありですね。
以下、2020年1月1日以降の中山ダート1800mにおける人気別の着順・勝率・単勝回収率になります。
1番人気 | 259-145-84-252/740 | 35.0% | 76% |
2番人気 | 139-136-105-360/740 | 18.8% | 73% |
3番人気 | 90-124-96-430/740 | 12.2% | 72% |
4番人気 | 63-89-97-491/740 | 8.5% | 71% |
5番人気 | 49-59-75-557/740 | 6.6% | 74% |
6番人気 | 38-57-66-579/740 | 5.1% | 80% |
7番人気 | 33-29-45-632/739 | 4.5% | 99% |
8番人気 | 22-30-47-638/737 | 3.0% | 72% |
9番人気 | 11-12-29-682/734 | 1.5% | 52% |
10番人気 | 13-18-19-676/726 | 1.8% | 83% |
11番人気 | 10-13-28-656/707 | 1.4% | 90% |
12番人気 | 6-11-15-637/669 | 0.9% | 68% |
13番人気 | 5-9-12-590/616 | 0.8% | 94% |
14番人気 | 1-4-9-538/552 | 0.2% | 12% |
15番人気 | 2-1-10-478/491 | 0.4% | 62% |
16番人気 | 0-3-3-383/389 | 0% | 0% |
17番人気 | 0-0-0-0/0 | 0% | 0% |
18番人気 | 0-0-0-0/0 | 0% | 0% |
②前走2着の馬を狙う
2つめは前走2着の馬を狙うようにすることです。
本来であれば前走1着の馬が能力的にも買いたくなると思いますが、前走1着の馬は勝率7.9%、連対率15.4%と成績が良くありません。
対して前走2着の馬は勝率23.6%、連対率41.7%と成績は非常に良いです。
しかし、単勝回収率・複勝回収率ともに100%は超えていないためここでもベタ買いは禁物です。
前走6着までの馬から他の条件と組み合わせて狙っていくことをおすすめします。
以下、2020年1月1日以降の中山ダート1800mにおける前走着順別の着順・勝率・単勝回収率になります。
前走1着 | 60-58-56-764 | 7.9% | 51% |
前走2着 | 171-132-93-330/726 | 23.6% | 68% |
前走3着 | 104-103-88-406/701 | 14.8% | 83% |
前走4着 | 66-82-73-521/742 | 8.9% | 52% |
前走5着 | 49-64-58-537/708 | 6.9% | 64% |
前走6着 | 49-46-64-589/748 | 6.6% | 108% |
前走7着 | 33-37-45-577/692 | 4.8% | 65% |
前走8着 | 28-24-40-598/690 | 4.1% | 79% |
前走9着 | 29-33-40-623/725 | 4.0% | 70% |
前走10着 | 19-20-25-561/625 | 3.0% | 59% |
前走11着 | 18-12-24-525/579 | 3.1% | 85% |
前走12着 | 13-19-22-473/527 | 2.5% | 55% |
前走13着 | 6-15-16-448/485 | 1.2% | 46% |
前走14着 | 9-13-7-347/376 | 2.4% | 63% |
前走15着 | 7-8-7-268/290 | 2.4% | 127% |
前走16着 | 6-1-4-161/172 | 3.5% | 57% |
前走17着 | 0-0-3-29/32 | 0% | 0% |
前走18着 | 0-0-0-19/19 | 0% | 0% |
木幡功也騎手のベタ買い
騎手成績を見ると、ルメール騎手や川田騎手などの超一流騎手は意外と成績がよくありません。
ここで狙うべき騎手が木幡功也騎手です。
木幡功也騎手は単勝回収率134%、複勝回収率103%とベタ買いするだけで回収率が100%を超えるようになっています。
今開催の成績を見ることも必要ですが、騎手のベタ買いというのもおすすめします。
枠順・馬柱・血統から激走馬を見抜く
ここまで中山ダート1800mの予想において、押さえておくべきポイントを説明してきましt。
ここからは競馬を予想する上で皆さんが気にしている点について説明していきたいと思います。
やはり枠順や馬柱、血統は競馬予想において欠かせないものになっているため、全て該当してこそというのが正直な考えです。
筆者が特に大事にしているのが血統です。
血統については色々な記事を作成していきたいと思っていますので是非読んでください。
それでは説明していきます。
枠番・馬番
まず枠番と馬番についてですが、枠番は出走頭数によって左右される点があるため馬番で説明していきたいと思います。
中山ダート1800mにおいて単勝回収率・複勝回収率が100%を超えている馬番はありません。
この結果から見てわかるように枠順による有利不利はないレースになっています。
その日その日の傾向を見て狙いを変えていくことをおすすめします。
以下、2020年1月1日以降の中山ダート1800mにおける馬番別の着順・勝率・単勝回収率になります。
1番 | 35-41-49-613/738 | 4.7% | 84% |
2番 | 50-45-42-601/738 | 6.8% | 80% |
3番 | 47-50-54-582/733 | 6.4% | 59% |
4番 | 56-49-53-579/737 | 7.6% | 76% |
5番 | 45-52-56-585/738 | 6.1% | 71% |
6番 | 40-51-49-598/738 | 5.4% | 52% |
7番 | 55-44-50-588/737 | 7.5% | 71% |
8番 | 50-62-58-567/737 | 6.8% | 53% |
9番 | 44-46-48-595/733 | 6.0% | 45% |
10番 | 49-65-59-552/725 | 6.8% | 74% |
11番 | 48-42-47-564/701 | 6.8% | 71% |
12番 | 63-52-33-520/668 | 9.4% | 63% |
13番 | 48-36-40-494/618 | 7.8% | 66% |
14番 | 40-37-39-436/552 | 7.2% | 95% |
15番 | 36-36-36-388/496 | 7.3% | 89% |
16番 | 35-32-27-317/411 | 8.5% | 98% |
17番 | 0-0-0-0/0 | 0% | 0% |
18番 | 0-0-0-0/0 | 0% | 0% |
馬柱
次に馬柱についてですが、前走着順にも書いているように前走6着以内を狙うべきです
前走の距離についても大きく気にする必要はなく、同距離でも距離延長でも距離短縮でも成績はあまり変わりません。。
強いてあげるなら前走芝の重馬場を走っている馬や芝の重馬場を経験している馬が成績が良い程度です。
サンプルは少ないですが、前走海外を走っている馬は勝率・複勝率ともに0となっています。
血統
最後に血統についてですが、狙うべき血統は米国型です。
やはりダートを主戦場とする米国型の馬が良い成績を残しています。
特にヘニーヒューズ、ドレフォン、シニスターミニスターを父に持つ馬の成績が良いです。
最近ではカレンブラックヒル産駒の成績が良く、これはベタ買いで大幅プラスに持っていける血統です。
基本的にはカレンブラックヒル産駒か米国型×サンデー系を買い続ければ回収できるレースになっています。
一番大事なのは脚質
ここまで中山ダート1800m予想のポイントを説明してきましたが、最も大事なのは脚質です。
能力の高い馬でも3角、4角の位置次第では大敗する可能性があります。
ここからは脚質による成績をまとめてきたので書いていきます。
中山ダート1800mの必勝法はここにあります。
狙うべきは逃げ・先行馬
まず、狙うべきは逃げ馬か先行馬です。
中山競馬場は直線があまり長くないことに加え、最後に急坂が待ち受けています。
ダートならなおさら直線が短いため、後方からの馬は届かずに終わってしまいます。
逃げ・先行の穴馬を積極的に紐や複勝で狙っていきましょう。
3角4角で先頭にいられるか
中山ダート1800mは4角で先頭にいる馬の勝率が非常に高く、4角先頭でそのまま押し切る形がほとんどです。
また、3角でも先頭にいる馬の勝率が高いです。
逃げ・先行有利と言われるのはそこが理由です。
距離適性があり、普段から前目で競馬できている馬を積極的に狙いましょう。
捲り馬は騎手次第
逃げ・先行馬が有利であると上記していますが、捲り馬も良い成績を残しています。
しかし、捲りは騎手の腕が重要になるため少し考える必要があります。
普段から捲っていける騎手というのはとても少なく、仕掛けどころを間違えてしまう騎手も多く見られます。
捲り馬を狙う場合は一流と言われる騎手のみにしてください。
まとめ
今回の記事では中山ダート1800mで勝つためのポイントを説明してきました。
東京、中山、阪神、京都などのG1が行われる競馬場ではあまり穴馬が来るイメージは湧きません。
しかし、この記事に書いてあるポイントから該当する穴馬は比較的馬券に絡んできます。
この記事の内容だけで回収率100%超えは可能です。
また筆者の出資馬であるレッドイストワールが3月9日に中山ダート1800mに出走しますが、正直言って厳しい条件であると予想します。
スタートが良くテンのスピードもあることから、枠を活かして逃げることができたらチャンスはあるかなといったところです。
もし出資者の方が読んでいたら申し訳ありませんが筆者の予想です。
もちろん全力で応援します。
また次回の記事でも中山競馬場のレースについて書いていきたいと思います。