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小倉芝1200mの必勝法
「小倉は芝1200mを制してこそ」という言葉があるほどに芝1200mというのは予想が難解なレースになっています。
その理由は他の競馬場の芝1200mで結果を出してきた馬が惨敗し、前走二桁着順の馬が激走することがよくあるからです。
しかし、狙うべきポイントが分かっていれば当てることもそう難しくありません。
二桁人気でもどんどん狙って的中させていきましょう。
小倉芝1200mを攻略するためのポイントは以下の通りです。
①人気は無視しなければいけない
1つめは人気を無視しなければいけないという点です。
一般的に1番人気の馬の勝率は33%、複勝率は65%と言われています。
しかし、小倉競馬場では勝率26%、複勝率55%と平均を大きく下回っているのです。
ただ的中させるということであれば1番人気の馬を単勝で買い続ければ4回に1回は当たるという計算になります。
回収率を考えるのであれば人気関係なく買えるような準備が必要になります。
実際に10番人気の馬は単勝回収率110%で14番人気の馬は147%となっているので、穴馬の単勝を仕留めることができれば間違いなく回収率はプラスになるということです。
もちろん1番人気の馬が勝つであろう根拠がはっきりとしていれば全力で買うべきです。
以下、2020年1月1日以降の小倉芝1200mにおける人気別の着順・勝率・単勝回収率になります。
1番人気 | 104-78-37-175/394 | 26.4% | 69% |
2番人気 | 71-54-54-215/394 | 18.0% | 76% |
3番人気 | 45-52-45-252/394 | 11.4% | 70% |
4番人気 | 43-46-40-265/394 | 10.9% | 90% |
5番人気 | 32-31-40-291/394 | 8.1% | 98% |
6番人気 | 23-30-36-305/394 | 5.8% | 82% |
7番人気 | 17-19-28-328/392 | 4.3% | 60% |
8番人気 | 17-21-25-321/384 | 4.4% | 91% |
9番人気 | 4-16-20-333/373 | 1.1% | 29% |
10番人気 | 13-8-20-323/364 | 3.6% | 110% |
11番人気 | 9-15-8-318/350 | 2.6% | 103% |
12番人気 | 3-6-8-319/350 | 0.9% | 71% |
13番人気 | 3-5-6-304/318 | 0.9% | 72% |
14番人気 | 6-5-8-278/297 | 2.0% | 147% |
15番人気 | 2-3-9-259/273 | 0.7% | 48% |
16番人気 | 2-4-5-247/258 | 0.8% | 108% |
17番人気 | 0-1-3-228/232 | 0% | 0% |
18番人気 | 0-1-1-184/186 | 0% | 0% |
②前走大敗でも関係ない
2つめは前走着順を気にしないようにすることです。
前走大敗しているから買いづらいというのは小倉では参考外でOKです。
二桁着順での大敗続きでも小倉で激走する可能性は大いにあります。
それだけ小倉競馬場の芝1200mは他の競馬場と違うということです。
血統面だけでも大きく違います。
血統についてはこの記事を⇩
以下、2020年1月1日以降の小倉芝1200mにおける前走着順別の着順・勝率・単勝回収率になります。
前走1着 | 35-36-26-248/345 | 10.1% | 72% |
前走2着 | 64-56-42-226/388 | 16.5% | 61% |
前走3着 | 39-41-40-234/354 | 11.0% | 64% |
前走4着 | 35-20-33-263/351 | 10.0% | 74% |
前走5着 | 31-28-22-291/372 | 8.3% | 75% |
前走6着 | 22-34-25-311/392 | 5.6% | 73% |
前走7着 | 25-23-15-311/374 | 6.7% | 119% |
前走8着 | 15-12-24-341/392 | 3.8% | 97% |
前走9着 | 16-20-18-282/336 | 4.8% | 59% |
前走10着 | 9-21-26-314/370 | 2.4% | 57% |
前走11着 | 12-5-18-282/336 | 3.8% | 51% |
前走12着 | 9-11-14-277/311 | 2.9% | 66% |
前走13着 | 10-11-7-253/281 | 3.6% | 104% |
前走14着 | 10-10-6-224/250 | 4.0% | 166% |
前走15着 | 4-6-6-204/220 | 1.8% | 111% |
前走16着 | 2-3-8-155/168 | 1.2% | 32% |
前走17着 | 1-2-4-66/73 | 1.4% | 28% |
前走18着 | 0-0-3-37/40 | 0% | 0% |
美浦からの遠征馬ほど狙い
基本的に遠征というのは馬にかかる負担が大きいため、軽視しがちなことです。
しかし、関東馬がわざわざ小倉まで遠征してくるということは勝算があってのことがほとんどです。
ましてや大金を使ってまで遠征してくるということなので、関東馬は積極的に狙いましょう。
もちろんこの後に書くことが当てはまっていればですが。
もし1走目で勝てなくても、そのまま滞在する場合があるので注視してください。
枠順・馬柱・血統から激走馬を見抜く
ここまで小倉芝1200mの予想において、押さえておくべきポイントを説明してきましt。
ここからは競馬を予想する上で皆さんが気にしている点について説明していきたいと思います。
やはり枠順や馬柱、血統は競馬予想において欠かせないものになっているため、全て該当してこそというのが正直な考えです。
筆者が特に大事にしているのが血統です。
血統については色々な記事を作成していきたいと思っていますので是非読んでください。
それでは説明していきます。
2025年冬の血統はこちら⇩
枠番・馬番
まず枠番と馬番についてですが、枠番は出走頭数によって左右される点があるため馬番で説明していきたいと思います。
小倉芝1200mにおいて単勝回収率が100%を超えている馬番は1番、9番、12番、15番、16番です。
複勝回収率が100%を超えている馬番は12番、13番、16番です。
この結果から見てわかるように完全に外枠有利なレースになっています。
16頭立てで8枠が15番、16番になるようならこの2頭だけ狙ってもいいです。
開幕週などの時計が出やすい馬場状態のときは1枠1番の馬を狙ってもいいですね。
以下、2020年1月1日以降の小倉芝1200mにおける馬番別の着順・勝率・単勝回収率になります。
1番 | 24-19-31-318/392 | 6.1% | 108% |
2番 | 18-27-22-325/392 | 4.6% | 68% |
3番 | 26-25-18-324/393 | 6.6% | 73% |
4番 | 21-29-36-306/392 | 5.4% | 71% |
5番 | 19-24-32-318/393 | 4.8% | 43% |
6番 | 33-25-27-308/393 | 8.4% | 82% |
7番 | 19-34-17-322/392 | 4.8% | 27% |
8番 | 27-23-27-308/385 | 7.0% | 87% |
9番 | 25-21-19-308/373 | 6.7% | 101% |
10番 | 22-27-26-287/362 | 6.1% | 61% |
11番 | 21-20-21-288/350 | 6.0% | 44% |
12番 | 22-28-28-258/336 | 6.5% | 124% |
13番 | 19-28-21-251/319 | 6.0% | 62% |
14番 | 22-22-9-243/296 | 7.4% | 83% |
15番 | 28-17-14-214/273 | 10.3% | 115% |
16番 | 21-10-21-205/257 | 8.2% | 127% |
17番 | 13-8-13-199/233 | 5.6% | 44% |
18番 | 14-8-11-163/196 | 7.1% | 71% |
馬柱
次に馬柱についてですが、前走着順にも書いているように特別気にする必要はありません。
強いてあげるなら近2走以内にダートを走っている馬が狙い目です。
ダートを走っている馬は人気しにくい点もあるため特に狙っていいです。
また、ダートで逃げ勝っている馬や逃げ粘って好走している馬は単勝1点勝負でいくのもありですね。
ダートを経験していない馬で言えば、札幌か函館の芝1200mを経験している馬が狙い目です。
小倉芝1200mはタフなレースになりやすいため、タフな洋芝レースを経験している馬は狙いたいところです。
血統
最後に血統についてですが、狙うべき血統は欧州型です。
特に欧州型のナスルーラ系は結構な確率で馬券に絡んでいます。
2025年1月に開幕した冬の小倉競馬では、ファインニードル産駒・ミッキーアイル産駒・サンダースノー産駒が良い成績を残しています。
サートゥルナーリア産駒が単勝回収率9200%、モズアスコット産駒が単勝回収率7900%と言う結果が出ていますが、それぞれ1頭ずつの出走であり産駒頭数もまだ多くないため今後調べていきたいと思います。
あとは種牡馬によって牡馬と牝馬で成績が大きく変わる場合もあるので注意が必要です。
小倉全レースの血統の狙い目について書いている記事があるのでこちらもご覧ください⇩
全レースで当たるわけではない
ここまで書いてきた内容は全ての小倉芝1200mでというわけにはいきません。
どうしても展開や能力によって違う馬が激走する場合もあります。
しかし、的中に近づける方法はいくつもありますのでここから書くことも頭に入れておいてください。
大事なのは1年間での収支だと思っています。
メインレースだけ大きく買うなんてことは絶対にやめてください。
その他の芝レースを分析
今回の記事では小倉芝1200mについて書いてきましたが、同日に行われている小倉芝レースをしっかり分析してください。
雨が降っていたり、重馬場であったりする日は絶対です。
重馬場でハービンジャーの血を持つ馬が馬券に絡んでいたら、芝1200mでもハービンジャーの血を持つ馬を紐で買ってください。
意外と馬券に絡んでくることが多いですよ。
小倉は特殊な馬場なので全レースに通ずる血統が必ず存在します。
米国血統の激走は仕方ないと考える
小倉は欧州型の馬が好走すると説明していますが、米国型の馬が上位に来る場合もあります。
それはそれで仕方ないと考えてください。
展開的にそうなってしまう場合もあるということです。
大事なのは自分の予想に信念を持ち、同じように予想していくことです。
米国血統で決まったレースがあったとしても次のレースでは欧州血統を狙うことが重要です。
これだけで間違いなく回収率は上がります。
馬券の種類は単勝・複勝・ワイド
小倉競馬は二連、三連系の馬券はおすすめしません。
当たり前のように二桁人気の馬が絡んでくるので購入馬券が増えてしまいます。
馬券を購入することにリスクがあるのは当たり前のことなのですが、できる限りリスクを抑えるために単勝、複勝、ワイドをおすすめします。
正直に言えば複勝だけでもいいくらいです。
10倍以上つく複勝馬券も頻繁にでていますので出ています。
くれぐれも三連単96通りなんて買い方はやめてください。
まとめ
今回の記事では小倉芝1200mで勝つためのポイントを説明してきました。
はっきり言いますが、この記事の内容だけで回収率100%を超えます。
小倉競馬は一見難しいようで、ポイントさえつかめば簡単に的中させることができます。
競馬を楽しむならG1や重賞だけで馬券購入すればいいと思いますが、競馬で稼ぐためにはローカル競馬場や平場のレースを研究することが重要です。
これからも有益な情報を出していきますので是非ご覧ください。