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ホークス・柳町達のオールスター出場はあるか!?残すは監督選抜とプラスワンのみ

2025年5月20日

ホークス・柳町達のオールスター出場はあるか!?

年に一度のはプロ野球の祭典・マイナビオールスターゲーム。

今年も恒例のファン投票が始まり、出場させたい選手に投票できる時期になりました。

贔屓チームの選手に投票したり好きな選手だけに投票したり、人の好きなように投票できる仕組みになっています。

今回の記事では福岡ソフトバンクホークスで今年活躍している柳町達選手が出場できるかどうかについて書いていきます。

 

結論:可能性は大いにあるが厳しい

柳町選手の今年の活躍からみて、オールスター出場の可能性は大いにあると考えます。

4月中旬からスタメン出場が続き、ここまでの活躍はチーム1と言えるほどです。

主力選手復帰後もじゅうぶんにレギュラーとしてやっていけるだけの成績を残しています。

しかし出場できるかと言われると厳しい現状です。

 

打撃で大活躍中

打率3割超え、得点圏打率も4割近い成績を残す活躍を見せています。

基本的には6番を打っていましたが、3番や5番を打つこともありクリーンアップでも結果が残せることを証明しています。

間違いなく今後のホークス打線で中軸を打てるバッターです。

交流戦は全試合で3番を打ち、期間中に規定打席に到達し一時は首位打者を独走するほどの活躍を見せていました。

チームの主軸で高打率を残しているなら、オールスター出場に見合った成績であると言えますよね。

 

監督推薦なら

柳町選手がオールスターに出場するならば、監督推薦でないといけないと思われます。

その理由はノミネート選手に入っていないからです。

ホークスの外野陣では柳田選手、周東選手、正木選手の3名がノミネートされているため、柳町選手にファン投票で票が集まることは難しい状況になっています。

パリーグの監督は小久保裕紀氏ですが、小久保監督からの推薦は難しいでしょう。

日ハム・新庄監督、ロッテ・吉井監督の2名からの推薦が必要になります。

 

 

投票が集まらなかった理由

ホークス・柳町選手がオールスターに出場できる可能性は大いにあるとお話ししてきましたが、どうしても投票が集まらないというのが現状です。

人気、知名度ともに上昇中の柳町選手。

知名度に関しては某YouTubeチャンネルで急上昇しているはずです。

そんな選手に投票が集まりにくいのはなぜか。

その理由については以下で説明します。

 

ノミネートされていない

1つ目の理由はノミネートされていないことです。

これは上記していますが、一番の問題になります。

ノミネートされている選手は投票する時に手間がかからず投票することができますが、ノミネートされていない選手の場合は別の選択肢から探し出す必要があるので手間がかかります。

そうなると簡単に投票できる選手のほうが投票数は増えやすいのです。

 

出場試合数

2つ目の理由が出場試合が少ないことです。

柳町選手は現時点で3割を超える打率を残していますが、規定打席を少し上回るぐらいの打席数です。

4月前半でほとんど試合に出られていなかったため、打率がリーグ上位であっても投票が集まりませんでした。

開幕からコンスタントに試合に出場できていればという気持ちです。

現時点での全国的な知名度や人気度からすると少し難しい気がします。

 

他チームの外野陣

3つ目の理由は他チームに活躍している外野手が多いことです。

新人の千葉ロッテマリーンズ・西川史礁選手や埼玉西武ライオンズ・渡部聖弥選手。

イケメン好打者の千葉ロッテマリーンズ・藤原恭大選手や埼玉西武ライオンズ・西川愛也選手。

人気と実績を兼ね備える福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手、オリックスバファローズ・杉本裕太郎選手、西川龍馬選手。

ここに挙げた選手には投票がどんどん集まるはずですこれだけの選手と争わなければいけない状況はなかなか厳しいものがあります。

 

 

残すは監督選抜とプラスワン

7月1日にファン投票の最終結果が発表され、7月3日には選手間投票の結果も発表されました。

残念ながら柳町選手は選手間投票でも3位以内に入ることができず、現時点では出場できない状況です。

ただファン投票ではノミネートされていなかったこともありトップ10にも入っていませんでしたが、選手間投票では6位に入っています。

5月からの活躍が認められているのは間違いありません。

では監督選抜とプラスワン投票で選ばれる可能性はあるのかについて書いていきたいと思います。

 

監督選抜での可能性は高い

柳町選手が監督選抜でオールスターに出場できる可能性は非常に高いと考えます。

1つ目の理由はここまでの打撃成績です。

規定打席に到達しリーグ上位の打率を残しているので、選ばれることに異論はないはずです。

2つ目の理由はホークス選手の少なさです。

ホークスの選手でオールスター出場が決まっているのは山川選手のみです。

各チームから複数人選ばれるのは間違いないので、その上位候補に柳町選手がいるのは間違いないでしょう。

 

プラスワンでは厳しい?

監督選抜での出場可能性は非常に高いと考えますが、プラスワンでの選出は少し厳しい気がします。

プラスワンとはファン投票、選手間投票、監督選抜で選ばれなかった選手の中からリーグ1名ずつが選出される仕組みです。

リーグ6球団の中からの1人ということでハードルは格段に上がります。

プラスワンではオールスターで観たいと思わせるようなインパクトのある選手が選ばれる傾向にあるため、総合力の優れた柳町選手には少し厳しいものになりそうです。

監督選抜で出場できることを願います。

 

小久保監督は選びたくない

監督選抜での出場可能性は非常に高いと書きましたが、ホークスの小久保監督は柳町選手を出場させたくないというのが本音ではないかと考えます。

ホークスにケガ人が多いことがその理由になります。

今年は開幕からケガ人続出で思い通りの打線が組めていないはずです。

その中でも柳町選手の活躍がホークスの上位進出を支えたのは間違いないため、オールスター期間中に休養させることを優先するのではないでしょうか。

後半戦も打線に欠かせない選手であることは間違いないので、小久保監督からの推薦はないように思えます。

ファンからすると出てほしいようで休んでほしいようでという感覚ですよね。

 

 

まとめ

今回の記事では福岡ソフトバンクホークスの柳町達選手がオールスターに出場できるかということについて考えて書いてみました。

正直な話、現状では出場は厳しいと言わざるを得ません。

3月から4月前半までの使われ方から、小久保監督からの評価は高くないはずです。

しかし日ハムの新庄監督とロッテの吉井監督からの推薦があれば出場の可能性はありますし、推薦されるだけの成績を残しています。

もちろん今後のソフトバンクホークスを背負う選手に違いないので来年以降も出場のチャンスはあるはずです。

出場全選手の発表を楽しみに待ちたいと思います。

皆さんも年に一度の夢の祭典ですので、皆さん楽しんで待ちましょう。

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