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なぜプロ野球は月曜が休みなの?あらゆるメリットの紹介|昔は木曜が休みだった

なぜプロ野球は月曜が休みなのか

毎週はじめの月曜日、みなさまお仕事お疲れ様です。

月曜日の仕事が終わって帰宅した時、プロ野球があってたらなーと思ったことありますよね?

祝日なら試合してるのに平日になるとほとんど試合がないですよね?

一体なぜなのか。

気になっている方々のために調査してきました。

今回はプロ野球が月曜日に開催されない理由を説明していきます。

こちらは地上波放送について書いた記事です⇩

 

基本的には移動日として

1つ目の理由は移動日として使うからです。

プロ野球チームは全国各地方に存在するため、年間の半分近くが遠征となります。

飛行機や新幹線を利用しても半日近くを移動に使うこともあります。

遠征の移動時間を確保するためにも月曜日は移動日として使わなければいけません。

 

選手の休日として

2つ目の理由は選手の休養日が必要だからです。

プロ野球の試合は2〜3時間とはいえ、選手にとってはとても負担の大きいものです。

それを3連戦、6連戦と行うと疲労はどんどん蓄積されていきます。

選手ファーストで選手の安全を守るためにも週に1日以上の休養日が必要になります。

ゴールデンウィークなどの長期連休中は9連戦や11連戦などあったりしますが、その後は少し間隔を空けながらの試合になっています。

 

月曜日は集客が見込めない

3つ目の理由は一番集客が見込めない曜日だからです。

飲食店なども月曜日の夜は空いていることが多いと思います。

プロ野球もそれと同じで、一般的な仕事初めの月曜日は野球観戦をする方が少ないという判断です。

実際に試合があっていれば関係なく観戦に行く人もいると思いますが、1日は絶対に空けなければいけないとなるとどうしても月曜日になってしまうのです。

 

 

月曜を休みにするメリット

プロ野球が月曜を移動日にするには、月曜日であることのメリットがあるはずです。

メリットがないなら火曜日でも水曜日でもいいと思いますよね?

土曜と日曜だとメリットが全くないことはもちろんわかりますが、月曜日にするメリットは何なのか?

今回はここも調査してきましたので紹介したいと思います。

 

球団のメリット

まず球団のメリットですが、観客動員数を大幅に減らすことがないということです。

これについては上記でも触れています。

休み明けの仕事はやる気が出ないのと同じく、出かける気もあまり起きない方が多いですよね?

そう考えると火曜日から金曜日に向かって観客数が増えていくのはわかります。

土曜と日曜は言わずもがなですね。

ただ月曜しか休みがないという仕事をされている方もいるので、年間にもう少し月曜日の試合を増やしてほしいという気持ちはあります。

多分プロ野球機構も月曜が休みなのでしょう。

 

選手のメリット

次に選手のメリットですが、月曜休みだとしっかり休養が取れるというところです。

どの日に休んでも同じじゃない?と思う方もいると思いますが、日曜日はデーゲームであることが多いため日曜の夕方から月曜日まで休養が取れるのです。

仮に地方への移動日になったとしても半日で移動するため休養時間を確保することができるのです。

結婚して奥さんや子どもがいる選手にとっては、日曜の夕方から家にいられるというのはとても大きなことです。

 

ファンのメリット

最後にファンのメリットですが、金曜日の夜から土曜、日曜とゆっくり野球観戦ができることです。

金土日をメインで考えると月曜か木曜に休みを作らなければいけません。

ファンの方々にとっても週末の休みで野球観戦ができるような仕組みになっています。

平日休みの方だと当てはまりませんが、そういった方は火水木に行けたりするはずです。

上記してますが、月曜しか休みがない方にとってはメリットでもなんでもないので申し訳ありません。

 

 

昔は木曜が休みだった?

プロ野球は今みたいに全チーム月曜休みではなく、木曜日を移動日にしていたことがあります。

それもセリーグとパリーグに分かれて移動日をずらしていたのです。

2001年から2005年の間だけですがマンデーパリーグと呼ばれ、月曜日にパリーグのみ試合を行っていました。

反対に木曜日はセリーグのみ試合を行っていたのです。

ここからマンデーパリーグについて紹介していきます。

 

マンデーパリーグ

パリーグは昔から人気はないが実力はあるというように言われていました。

そこでパリーグ人気を上げるためのシステムとして、DH制やプレーオフ制などを導入しています。

マンデーパリーグもその一環で2001年から始まりました。

セリーグが試合をしていないときに試合をすることで差別化を図り、野球ファンからの注目を得るための方法です。

残念ながら2005年限りでなくなってしまったのですが、それにも色々な理由があります。

その理由についてはここから紹介していきます。

 

思ったほどの集客なし

セリーグとの差別化を図ったマンデーパリーグですが、観客動員数には大して影響しませんでした。

贔屓チームのない野球ファンにとってはありがたいシステムであることに間違いありませんが、贔屓チームがある人にとっては特に大きな意味を持たなかったのです。

まあ当たり前っちゃ当たり前ですよね。

特に福岡県民にとってはセリーグの本拠地で一番近いのが広島であるため、わざわざ広島まで行くか?という話になってきます。

関東や関西で野球場に通えるファンであれば行く程度ですよね。

観客数の増加にはつながっていむせんが、プロ野球中継の視聴率アップにはつながっているはずです。

 

交流戦開始により撤廃

プロ野球は2006年から交流戦が始まりました。

マンデーパリーグが廃止になった一番の理由は交流戦です。

セリーグのチームとパリーグのチームがシーズン中に試合するシステムですが、休養日が同じじゃないと成立しませんよね?

それによってマンデーパリーグは終了しました。

福岡県民の筆写にとっては月曜がダイエー戦、他の日が巨人戦というのが当たり前でした。

 

 

まとめ

今回の記事ではプロ野球の試合がなぜ月曜休みなのかについて紹介してきました。

野球ファンにとって月曜日は何もすることのない日ですよね?

ですが月曜休みになるのには色々な理由があるということをこの記事で紹介してきました。

今では地上波中継も減ってしまい、野球ファンにとっては退屈な日々が続いていると思います。

私の記事で少しでも野球についての情報を発信していきますので今後もよろしくお願いいたします。

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