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子どもに野球を始めさせるならいつ?プロを目指すのに中学校からでも遅くない!

2025年4月25日

子どもに野球を始めさせるならいつがいい?

子どもが大きくなると野球がしたいとかサッカーがしたいとか色々なスポーツに興味を持ちます。

興味を持ち始めたら家の中で遊びでやってみたりしますよね?

たまに公園でキャッチボールをしたりもあると思います。

そろそろチームに入れてもいい時期かな?などと考えたり迷ったりしている親御さんがいらっしゃるはずです。

では一体どのタイミングで少年野球を始めたらいいのか?

何歳で始めるのが最適なのか?

始める年齢でなにか変わってくるのか?

今回はそんな気になることについて詳しく書いていきます。

最後まで読んでいただけたらほとんど解決するでしょう。

 

始めるなら早いに越したことはない

ここから書く「始める」というのは、少年野球チームに所属することを意味します。

もしお子さんを少年野球チームに所属させようと思っているなら、絶対に早めに入れることをおすすめします。

早く始めればその分試合に出られるようになるのは早くなります。

やはり応援する親としても自分の子どもが出ているのと出ていないのとでは楽しみが違うはずです。

ただし、チームによって加入できるようになる年齢が決まっていることもありますのでよく調べてから進めてください。

また、無理やり始めさせるのは厳禁です。

子どものやりたいという気持ちとやりたくないという気持ちを尊重して、始めたり少し休ませたりとしてください。

 

野球と触れ合うことから

チームに所属させるということには色々なリスクが伴います。

身体が小さいうちはケガのリスクもありますし、自転車で通うしかない場合は事故の危険もあります。

親心としてそういった心配があるときは無理にチームに所属させる必要はありません。

家の中で野球ボールを使わせたり、野球中継を観せたり。

庭や公園で一緒にキャッチボールをしたり、バッティングセンターに行ったり。

野球というスポーツに触れることで少しずつ上達していきます。

時間がたって体が成長していけばチームに所属させることを考えてみてください。

 

ゴールデンエイジは覚えといて

ゴールデンエイジとは運動神経が伸びやすい年齢のことです。

言葉からなんとなく推測できる意味になります。

このゴールデンエイジは一般的に9歳~12歳の間であると言われています。

この期間に神経系の発達がほぼ完成し高い運動能力を身につけることができます。

そのため、9歳になる小学校3年生までには野球チームに所属するのが望ましいです。

野球に慣れ始めることを考えると、小学校1年生からチームに所属し小学校3年生から野球能力を高めるというのが理想的ですね。

 

 

小学校低学年から野球を始めることのメリット・デメリット

野球を始めるのは早いに越したことがないというのは間違いありません。

しかし小学校低学年から野球を始めることにはメリットはもちろんありますが、デメリットも少なからず存在します。

これは子どもだけでなく親にとってのメリットやデメリットも存在します。

ここではそのメリット・デメリットを簡単に紹介していきます。

全ての人に当てはまるわけではないですが、多くの方が感じられる内容になります。

 

早く始めることのメリット

①小さい時から野球をすることで試合に出られるのが早くなる

②友達ができる

③親子で熱くなれる

④色々な父兄と交流がもてる

野球を早く始めることのメリットとしては、簡単に言うと野球が上手くなれるということです。

またそこでできる人間関係によって、人生の仲間ができるという点になります。

 

早く始めることのデメリット

①お金がかかる

②遠征等の送迎が必要になる

③親同士の付き合いに不安

④これからというときに辞めたくなるかも

反対に野球を早く始めることによるデメリットは、時間とお金になります。

部費や交通費、道具代などの費用は結構な負担になることは間違いありません。

特に道具は成長に合わせて買い替える必要があります。

少年野球を始めるうえで必要な物はこの記事で⇩

親子でよく話し合って

親にとって野球を始めさせる、続けさせるということは多くの負担がかかります。

時間やお金など犠牲にしなければいけないことも増えてきます。

家計への負担を考えた上でチームに所属させないという考えも大切になります。

反対に親が熱くなって野球を始めさせたものの、子どもにとってはそれが負担になることもあります。

大事なのは子どものやる気です。

親子でしっかり話し合って始めるかどうか決めてください。

 

 

有名現役選手は何歳から野球をしている?

ここまで野球を始めるべき年齢や、早く始めることのメリット・デメリットを書いてきました。

将来プロであったり高いレベルで野球をさせたいという気持ちを持っているなら早い方がいいと思います。

では、日本やメジャーで活躍し超一流と言われる現役プロ野球選手はいつから野球を始めたのか。

今回は3人の現役選手について紹介していきます。

 

柳田悠岐選手

福岡ソフトバンクホークスに所属している柳田悠岐選手。

野球を始めたのは小学校3年生で軟式野球を始めたそうです。

柳田選手は中学時代もクラブチームではありますが軟式野球をやっていました。

プロ野球選手は小学校、中学校から硬式野球を経験している選手が多いため異例の経歴と言えます。

 

大谷翔平選手

ロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手。

今や世界一の野球選手と言われる大谷翔平選手は小学校2年生の時に野球を始めました。

リトルリーグということなので硬式野球で間違いありません。

チームに所属したのは2年生ということですが、3歳からお父さんとキャッチボールなどをしていたそうです。

また、7歳年上のお兄さんが野球をしていたということで野球が身近にある生活だったはずです。

 

村上宗隆選手

東京ヤクルトスワローズに所属する村上宗隆選手。

令和の三冠王と言われる村上選手は小学校3年生の時に野球を始めました。

井出らっきょさんが開校したPBA野球塾に入り、元プロ野球選手の松永浩美氏などから指導を受けています。

大谷選手と同じくお兄さんの影響で4歳頃からキャッチボールなどを行っており、その頃にはプロ野球選手を志していたそうです。

 

 

有名OB選手は何歳から野球をしている?

現役の一流選手がいつから野球を始めたのかについては、柳田悠岐選手・大谷翔平選手・村上宗隆選手の3選手で紹介してきました。

現代の一流選手は小学校低学年からチームに所属していることがほとんどで、親・兄弟の影響で3歳~4歳には野球と触れ合っていることがわかったと思います。

ここからは海外でも大活躍したOB選手について紹介していきたいと思います。

これについても3選手の紹介とさせていただきます。

 

イチロー氏

まずはメジャーリーグのシアトルマリナーズなどで活躍した、言わずと知れたスーパースターのイチロー氏です。

イチロー氏は小学校3年生から野球チームに所属しています。

お父さんとバッティングセンターに通っていたというのはとても有名な話ですよね。

イチロー氏もチームに所属する前(3歳頃)からお父さんと野球をしていたとされています。

 

松井秀喜氏

次はメジャーリーグのニューヨークヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏です。

松井氏が野球を始めたのは小学校1年生の時です。

松井氏が所属したチームは小学校3年生以上で構成されるチームで本来は加入できないはずでしたが、体が大きかったことやお兄さんが所属していたことから特別に加入できたと言われています。

しかし3年生以上がやっていることが1年生の松井氏にできるはずもなく、一度チームを対談させられたという話があります。

そのため松井氏が本格的に野球を始めたのは小学校5年生ということになります。

 

松坂大輔氏

最後はメジャーリーグのボストンレッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏です。

松坂大輔氏が野球を始めたのは小学校3年生の時です。

それまでは野球に触れることなく、5歳から小学校3年生で野球を始めるまで剣道をしていたと言われています。

剣道で鍛え上げた背筋や手首の強さがスピードボールに活かされていたとか。

 

 

中学以降から野球を始めた有名選手

上記した6人のOB選手と現役選手はほとんどが小学校3年生までに野球を始めています。

幼稚園の頃からキャッチボールなどで野球と触れ合っていた選手も多くいますね。

松井秀喜氏だけが本格的に始めたのが小学校5年生とやや遅めとなっています。

松井氏でも遅めと言われていますが、中学校から野球を始めたプロ野球選手がいるのか?

現役選手1人、OB選手2人見つかりましたので紹介していきます。

 

上沢直之選手

まず現役選手ですが、現在福岡ソフトバンクホークスで活躍している上沢直之選手です。

上沢選手が野球を始めたのは中学校に入学したタイミングです。

それも硬式クラブチームではなく、学校の軟式野球部であるとされています。

高卒でのプロ入りであるため、プロ野球選手になるまでに野球をしたのは6年間ということになります。

小学生の頃はサッカーをしていたそうです。

 

小早川毅彦氏

OB選手1人目は広島東洋カープなどで活躍した小早川毅彦氏です。

小早川氏は3歳の頃からネフローゼ症候群という腎臓疾患を患っており、小学校6年生まで運動を許可されていなかったそうです。

中学校入学と同時に野球を始め、PL学園・法政大学と野球エリートの道を進んでいます。

上沢選手と違い10年でのプロ入りとなっていますが、運動禁止であったことからも凄さがわかりますね。

 

大島康徳氏

最後は中日ドラゴンズなどで活躍したOBの大島康徳氏です。

大島氏が野球を始めたのは、なんと高校入学後からです。

中学生の頃はバレーボール部に所属していたそうです。

また、野球を始めるきっかけになったのは助っ人として参加した相撲大会であるなど、異例すぎる経歴をもっています。

大島氏は高卒でのプロ入りのため、わずか3年間の経験だけでプロ入りしています。

 

 

まとめ

野球を始める年齢について色々と説明・紹介してきました。

正直な話だと早い段階で少年野球に入部することがおすすめされます。

特に高いレベルでプレーさせたいというきもちであるならばなおさらです。

有名な野球選手も小学校1年生から3年生の間までに野球を始めた選手がほとんどです。

しかし最後の方に紹介していますが、中学校から野球を初めてプロになった選手もいます。

高校の3年間だけでプロになった選手もいます。

プロ野球選手を目指すのに遅すぎるということはないと証明されています。

大事なのは継続することです。

子どもが継続できる環境を親子で作っていくことが最も重要になってきます。

また、幼少期からスポーツと触れ合うこともとても重要なことです。

近所の子どもたちと遊ばせるだけでも、将来に大きく関わってきますよ。

できることなら野球と触れ合わせてみてください。

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